アメリカ政策金利予測

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利下げ期待がまた後退している。つい先日までは、来年の今頃のアメリカ政策金利の予測が3.25%が有力だったのに
そこから一段、もう一段後退して、現在では年末で3.75%が有力となった。実際に10年債金利も上昇しているし、
政策金利もそれに近づいてきているのだろう。そして、トランプになったからには、おそらく国債も大量に発行して
くるだろう。それは金利上昇を意味していて、インフレが加速するんだろうな。
まずはドル円だが、これはアメリカが金利下げないとなると、日銀が金利を上げてこない限り、当面は円安になる
だろう。前回高値が162円付近であったが、当時のアメリカ金利は5.5%とかだったので、今回の金利差はそれよりも
小さい。そのため、そこまではいかないかもしれないが、今よりも円安なんだろうな。為替介入が警戒される160円
くらいが上限で、155.2のレジスタンスラインを抜ければ、160円付近までじりじりと上げるのかな。
もちろん、ビットコインや株式にも悪影響はあるだろう。とはいっても、貨幣価値が低下する中、現物資産は相対的
に上がるため、価値があるものは値を上げるのではないだろうか。アメリカの景気そのものは悪くなさそうだから、
利下げ期待後退だけで、下落するとは考えにくいな。
まあ、まずは今晩のCPI次第ってところかな。それほど物価が上がっていなければいいけど。

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