昨晩、アメリカ雇用統計が発表された。結果、驚きの強さだった。アメリカ経済の強さをあたらめて認識したわ。
結果は以下の通りだった。
・9月非農業部門雇用者数(前月比) 25.4万人 予想14.0万人 8月14.2万人から15.9万人
・9月失業率 4.1％ 予想4.2％ 8月4.2％
・9月平均時給(前年同月比) 4.0％ 予想3.8％ 8月3.8％から3.9％
見ての通り、雇用者数は10万人以上の上振れ、失業率も改善、平均時給も上振れとトンデモナイ結果となった。
これを受けて、株は上昇、金利は高騰、ドル円も金利高騰を受けて大きく円安、仮想通貨も大きく上昇した。
コインのヒートマップは、ほぼオールグリーンで全面高だ。ん？なんでだろう？
これで、11月の0.5％利下げの可能性は完全になくなった。てっきり、失望売りで下げかと思ったのだが、マーケット
の反応は真逆で、上昇している。これは、雇用がいいということで、アメリカ経済が強いということを確認した上で
これからゆっくりと金利が下がるということで、資金流入がしやすくなるという判断なのかな。あとは、FOMCの
対策が後手に回ることはなくなるので、安定した経済を見込めるということなのか。少なくても、リセッションの
可能性はほとんどなくなったので、投資環境が整ったと見ているのかな。
結局、良い雇用統計ではあったのだが、金曜日ほ発表後の動きと、落ち着いて分析された月曜日の動きが、まったく
異なることがあるので、ここで油断してはいけない。しっかりと、今後のマーケットの動きを見ておかなければいけないな。あとは、長期的な金利の動きも見ておかなきゃな。1年後の2％台はなくなったとは思うが。
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