FRBパウエル発言

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注目していた小売売上高も無事通過して、パウエル発言に注目されていた。結果として、為替は円高方向に動き、
アメリカ株は下落、仮想通貨も下落した。ビットコインは84000ドル程度となっている。やっぱり、パウエルも
トランプ関税に懸念を持っていて、物価上昇に対して長期的になるような感じの内容だったな。そのためリスクオフ
の方向にマーケットは動いたのかな。まあ、そうなるわな。
発言内容は以下の通り。

「物価安定なくしては、長期的な強い労働市場を達成できず」
「物価安定と雇用最大化の両目標が緊張状態となる可能性」「経済が両目標からどれくらい離れているかを検討」
「政策調整を検討する前に状況の明確化を待つのに十分な位置にある」
「指標、見通し、リスクバランスの精査続ける」「物価安定なしでは強い労働市場は得られない」
「当面は透明性向上を待つ状況が整っている」「関税は少なくとも一時的なインフレ誘発の可能性高い」
「関税がインフレに及ぼす影響、比較的長期化する可能性も」
「関税が経済に与える影響、予想より大きい可能性高い」「関税引き上げ、FRBの想定の上限を上回る」
「我々の役割は関税が一時的な価格上昇にとどまるようにすること」
「関税は投入価格に課税するため、米国製造業者にとって大きな問題」
「供給混乱の解決には時間がかかり、関税のインフレ影響が長引く可能性がある」
「FED、ドルを国外に供給する準備は万端」「米連邦政府の裁量的支出が問題ではない」
「債務問題への対処は早ければ早いほど良い」「銀行システムは十分な資本を有し、非常に強靭」
「一部の銀行は商業用不動産への集中度が高く、一部は問題を抱えている」


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