
この記事と同じことをここ最近自分も考えていた。
今日、トランプ関税は発動され、結果中国には104%の関税が課されるようになった。その報復で、中国もさらに
アメリカ製品の関税を引き上げ、84%となった。状況としては最悪だ。そこで、中国の防御策として、人民元を
切り下げるんじゃないかと自分は思っていた。その考えと同じことを、さらに深くした記事が出てきたワケだ。
中国の対策としては、人民元を刷りまくって、相対的に人民元の価値を下げることだろう。その大量に刷った人民元
をバラ撒けば、中国国内の物価は高騰するものの、輸出としては有利になるって理屈だ。さすがにあり得ないだろう
けど、仮に今ある人民元と同量の人民元を刷れば、人民元は半額になるワケで、アメリカが課してきている関税を
プラスしても、アメリカ国内の中国製品の価格は、今とほとんど変わらないってことだ。まあ、その時は中国の一般
人民はかなり悲惨なことになるだろうけど、そんなことは習近平は考えるワケもなく。逆にバラ撒きの対象となる
中国共産党の企業なんかは儲かるワケで、最近求心力がなくなっている習近平にとっては一挙両得だわな。
あとは、中国元の利下げなんかでも人民元安に誘導できるし、中国の中央銀行がドルを買って、ドル高にしてしまう
ってことも、中国元安誘導の手法として考えられるよな。
そうなると、そのお金はどこに向かうか考えたら、やっぱビットコインだろう。実際に、2013年と2015年にも人民元
切り下げがあって、その時も資本の逃避先として、ビットコインが選ばれた実績があるそうだ。
中国人のビットコイン保有はかなり多いし、これがビットコインの起爆剤になるってことだ。