アメリカ雇用統計 2025年1月

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雇用統計が発表された。発表後、12月分の非農業部門雇用者数に修正が入り、直後の相場は乱高下した。
その後、2年債と10年債の金利差が広がり、ビットコインは上昇した。長短金利差が広がれば、ステーブルコインが
発行されやすくなるという理屈だ。そのため、ビットコインは上昇となり、200MAも抜け10万ドルを一時回復。
しかし、そのあと前戻ししてしまい、現在98000ドル台となっている。為替はやや円高方向。アメリカ株も一時上昇
したが、その後急落して、前日の終値を割り込んだ展開だ。結果、雇用者数も増え、平均時給も予想より上がって、
失業率も予想より下がっているんだから、利下げが遠のくという判断なのかな。冷静に考えれば、アメリカ経済は
強く、長期的にはプラス。しかし、短期的には利下げが後ろ倒しになるのでマイナスって判断なのか。
数値としては以下の通り。

アメリカ1月非農業部門雇用者数(前月比) 14.3万人 予想17.0万人  12月25.6万人から30.7万人へ修正
アメリカ1月失業率  4.0%  予想4.1%  12月4.1%
アメリカ1月平均時給(前月比) 0.5% 予想0.3%  12月0.3%
アメリカ1月平均時給(前年同月比) 4.1%  予想3.8%  12月3.9%

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