
日曜だし、ニュースもないし、ちょっと不安要素についても考えていきたい。自分の気分も悪くなってしまうんだが
あくまでも参考として。いい話のほうが気分ないいのは事実だし、今は相場が上げているから都合よく関心を集めて
しまうモンだけど、楽観ばかりではなく、警戒も常にしておいたほうがいいからな。
で、不安要素とは、世界の中央銀行が利下げしていることだ。まだインフレが終わっていないのに。
このデータを見ると、イギリスやスイス、韓国など、世界中で利下げに動いていることがわかるんだが、まだまだ
インフレ率が高い国までそのように動いているのはどうなんだろう。インフレ終息後の利下げなら分かるんだがな。
これって、景気減速や経済の崩壊、つまり成長がもたないことへの恐れがあるんじゃないかな。国のインフレよりも
経済の崩壊懸念を優先しているってことだよな。まあ今は、高金利を維持できる経済ではないのは確かだよな。日本
は30年くらいそんな感じだけど、それが世界中で起きているってことか。日本は借金、少子高齢化、構造的需要不足
が自分らの世代で起きていた。それが、どの国もそうなってきたってワケだ。日本って時代の最先端だな。
で、2019年と2008年も同様の同時緩和が起きたようなんだが、2019年は米中貿易摩擦で中国経済の減速して、世界
経済全体を押し下げた年だ。2008年は言わずと知れたリーマンショック。これは偶然ではないだろう。やはり警戒は
しておいて損はないだろうな。
