FOMCパウエル発言

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政策金利が発表され、4時半からパウエルが登壇して発言をしている。
労働市場の過熱感は落ち着きつつあるが、インフレ率はやや高いままみたいなことを言っているな。これは、見方を
変えるとスタフグレーションってことを言いたいのかな。相変わらず、タカ派的な印象だ。しかし、マーケットは
あまり大きな変化はないから、この辺も織り込んでいたようだ。で、やっぱ、今懸念しているのは雇用のようだな。
金利については、中立的と言っていて、あらかじめ決められていないと言っているってところは、継続的な利下げを
停止するかもしれないって解釈でいいのかな。ちょっと次回利下げが遠のいたか。やっぱ、タカ派的な感じだな。
ただ、FRBは今後30日間で400億ドル相当のアメリカ国債の購入するって言っているところは、事実上の金融緩和と
取っても良さそうだな。これは、どっちに動くかわからん感じだな。
パウエル発言は以下の通り。

「入手可能なデータは、見通しに変化がないことを示唆」「労働市場は徐々に冷え込んでいるようだ」
「インフレは依然としてやや高い水準」「インフレと失業の見通しは大きく変わっていない」
「データは経済が緩やかなペースで拡大していることを示唆」「消費者支出は堅調に推移」
「企業の設備投資は拡大を続けている」「2026年のGDP成長率予測を上方修正」
「労働市場のセンチメントは低下傾向」「9月の雇用統計は失業率の上昇を示した」
「労働需要は明らかに軟化している」「政府閉鎖の影響は今四半期の成長を下押しするが、来期に回復」
「雇用に関する下振れリスクは最近高まっている」「大半の長期インフレ予想は2%目標と整合」
「サービス業のデフレ傾向は継続しているようだ」「インフレリスクは上方へ傾いている」
「金利は妥当な中立的推定の範囲内」「最近の利下げは労働市場の安定化に役立つはず」
「政策にリスクのない道はない」「ここ数カ月でリスクのバランスは変化」
「政策スタンスのさらなる正常化は労働市場の安定化に寄与」
「金融政策はあらかじめ決められたコースを辿っているわけではない」「FEDは会合ごとに決定を行う」
「国債購入は今後数ヶ月は高水準にとどまる可能性金融市場の引き締めが短期国債へのシフトを促した」
「委員会は準備預金残高が十分な水準まで減少したと判断」
「追加措置の範囲を決定する上でFEDは良好な立場にある」「金利は中立だと妥当に推定されるレンジ内にある」
「労働市場の冷え込みは予想よりやや緩やか」「ここ数カ月の雇用者増は6万人過大評価された」
「FF金利の上昇は十分な準備金があることを示している」「緩やかな労働市場の冷え込みが本日の利下げを正当化」

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