FOMC 2025年1月

早朝4時にFOMCで政策金利が発表された。FRBは予想通り公定歩合を3.75%に据え置いた。
結果として、予想通りだったためか、マーケットに対してはほぼ無風で、株も仮想通貨も大きな変動はなかった。
為替だけは、直前のベッセント発言のせいでドルが買われて、大きく円安に動いたままだった。この発言はトランプ
がドルの事は気にしていないって言った時に大きくドルが売られたため、その火消しの発言だろうと思う。今回の
政策判断としては賛成10票反対2票だったようだ。反対の2名は例のトランプの息がかかった2名だ。
声明としては、失業率は安定化の兆候がいくらか見られる、インフレがやや高止まりしている、経済活動が堅調な
ペースで拡大している、雇用に対する下振れリスクが高まったとのことで、特段目立った声明はなく、まあ現状を
説明しただけの印象だ。そのあと、パウエル発言があったんだが、ここでも特にタカ派的発言はなく、無事通過って
感じなのかな。10年物金利と翌日物金利の間には密接な関係はないってのは、意味不明だけどな。
パウエル発言については以下の通り。

「米国経済は昨年、堅調なペースで拡大した」「経済は2026年に向けて堅調な軌道に乗る」
「失業率は安定化の兆しを見せている」「経済は堅調な足取りで新年を迎える」
「消費者支出は堅調企業投資は引き続き拡大」
「昨年の利下げにより、FRBの目標を支援するのに適切な政策スタンスが維持されている」
「政府閉鎖は第4四半期の成長に重くのしかかるだろうが、回復するだろう」
「労働市場は徐々に軟化した後、安定に向かう可能性」「雇用、求人、賃金上昇にほとんど変化なし」
「インフレは緩和したが、依然としてやや高い水準にある」
「インフレ率の上昇は主に関税による財の増加を反映している」「長期インフレ期待は目標と整合」
「政策スタンスの正常化は労働党の安定化に役立つはず」「政策は決まったコースに沿っていない」
「政策金利は中立金利の妥当な推定範囲内」「会合ごとに決定を下す」
「我々は、将来の政策調整の範囲とタイミングを決定するのに十分な立場にある」
「他の当局者の発言にはコメントしない」「クック事件はFRB史上最も重要な事件かもしれない」
「政府閉鎖によるデータの歪みを解消している」「労働市場の安定化の兆しについて、あまり先走った見方はしない」「経済活動の先行きは明らかに改善している」「FRB議長任期後の計画は未定」「ドルについてはコメントしない」
「前回の会合以降のデータは、成長の明らかな改善を示している」「全体として、12月よりも強めの予測」
「二重の使命の両面におけるリスクに対処する態勢は整っている」「中立金利の妥当なレンジの上限に近づいている」
「データから判断すると政策が著しく制限的であるとは言い難い」
「政策は緩やかに中立的、あるいはやや制限的になる可能性がある」
「政策の正常化プロセスはすでにかなり進んでいる」「本日は金利据え置きに幅広い支持があった」
「雇用とインフレの間には依然として緊張関係がある」「関税の影響の多くは経済全体に波及している」
「健全なサービス部門のデフレ傾向が続いている」「関税効果のピークが見られれば、政策を緩和できる」
「義務化のリスクが完全に均衡しているかどうかは不明」「インフレ期待は2%目標への信頼を反映している」
「インフレと失業のリスクは減少、均衡しているかどうかは判断が難しい」
「投資家が米ドルリスクをヘッジしていることを示すデータは見当たらない」
「インフレと失業リスクのどちらがより大きな脅威かについて判断は下さない」
「次の動きとして利上げは誰のベースシナリオでもない」「米国の債務の道は議論の余地なく持続不可能」
「10年物金利と翌日物金利の間には密接な関係はない」「FRBの独立性は我々にとって有益」
「連邦準備制度の独立性により、我々は国民に良き奉仕ができる」「FRBの独立性が失われれば、信頼回復は困難」
「労働供給の伸びは実質的に停滞している」「FRBの独立性堅持に強くコミットする」
「労働需要は供給よりもわずかに大きく減少」「コンファレンスボードの指標は労働市場が軟化していることを示唆」
「経済は再びその力強さで我々を驚かせた」「全体的な消費者支出の数字は良好」
「小売業者によると、低所得の消費者は節約志向」








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