昨晩の米国株式は、ダウ、ナスダック、S&P500ともほぼフラットであった。
債権もほぼ動きはないものの、じわじわと金利が上がってきている。為替も変わらず円安だ。
そんな中、米国株式はちょっと警戒しなければいけない状況かもしれない。
昨日も同様なことを投稿しているが、今日はアメリカのマーケットはお休みではあるものの、
期末、クオーター末であり、また今年度は大きくすべてのマーケットは上がった。そして物価も大きく上がった。
そうなると、このタイミングで株式のリバランスが起こる可能性が高くなる。ゆえに下落のタイミングになるかも。
そのうえ、4月5日にはアメリカ雇用統計がある。
失業率が上がってくれば、利下げになり金融緩和。そうならなければ、利下げ先送りで株式は下がる可能性はある。
物価上昇率についても同様、物価上昇が止まっていなければ、利下げしないことになる。それはネガティブ要素だ。
現状は7月の利下げ確率は80%弱で、織り込まれるスピードが鈍ってきていることが、その裏付けであろう。
ちなみに、わが日本国の岸田首相は、「デフレを後戻りさせないことに、私の政権の存在意義がある」と
わけのわからないことを言っている。これは、引き続き金融緩和するとマーケットは捉えるだろう。
そうなると、金利は上がらないってわけで、ますます円安になることを意味している。
為替介入するにしても弾には限りがあるわけで、せめて弾数無制限の口先介入だけでもしてくれればいいのに。
まったく真逆のことを言っている。輸出企業にとってはいい事だが、輸入に頼る国民の生活は厳しくなるだろうな。
まあ、他力本願ではあるが、トランプが大統領になれば円高にはなりそうなんだが、もうちょい先の話だし。
日本の給与が上がっても、物価が同じだけ上がっていれば、生活は変わらないし、額面が上がることは所得税の割合が上がることになる。そして、輸入品については間違いなく、円安や世界的な物価高の影響を受けて上がる。
結果、日本人の買える物やサービスの総量は変わらないか減るが、払わなければならない所得税は高くなる。
これはステルス増税とでもいうのかな?所得税や住民税だけでなく、社会保険料も上がることは忘れてはいけない。
現在の世界(アメリカ)と日本、マーケットなどを鑑みて、自分の防衛としてできることは、
円でできるだけ持たないってことだな。だからと言って、アメリカばかりでもいけない。
ドルであれば、多少アメリカがコケてもいいような利率が見込めるものか、それ以外のアセットにする必要がある。
人によっては、ユーロやGOLD、不動産など選択肢はあるが、自分の場合だと
USDTステーキング=ビットコイン(第三の通貨として)>米国株>日本株>日本円って順序だな。
投資って意味だと、日本株はまだ割安な気もするんだが、それならば将来性のあるアルトコインのほうがいいかな?
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