
FOMCより政策金利が発表された。結果は予想通りで金利据え置き。4.25~4.5%のまま変わらず。
この内容はほぼ織り込まれていたが、利下げ期待がややあったためか、ドル円はやや下落し、ビットコインも同様に
少しだけ下落した。FOMC政策判断の賛否割合は、賛成12票、反対0票で満場一致だったようだ。
その後、パウエルが発言し、状況としては円高に動いていたドル円はほぼ行って来いの状況となり、元に戻った形と
なった。内容は経済の堅調さを意識しているような感じだな。貿易という言葉を使って、トランプ関税を間接的に
批判しているのも印象的だったな。やっぱ、パウエルは理性的ながらもトランプが嫌いなんだな。
パウエル発言は以下の通り。
「不確実性にも関わらず経済は依然として堅調」「労働市場は最大雇用かそれに近い状態」
「インフレは大幅に低下した」「貿易の異常な変動がGDP測定を複雑化」
「第1四半期GDPの減少は貿易の異常な変動を反映」「関税の継続はインフレと失業率の上昇を招く可能性が高い」
「金利調整を急ぐ必要があるとは考えない」「関税が維持されれば、目標への進展は今年ないだろう」