
昨晩アメリカCPIが発表された。結果はマーケット予想に対して総合指数の前年比が上振れ、コア指数の前月比が
下振れとなった。他の数値は予想通りだった。これは、物価に対するトランプ関税の影響が現れ始めていることが
分かる。しかし、一方で大した影響が出ていないようにも見える。これは、どう反応したらいいか困る結果だろう。
そのため、7月FOMCでは政策金利が据え置かれるとの予想は変わらないだろう。そして、9月FOMCでの利下げ圧力
は高まるのかな。トランプはツイッターで改めて利下げを要求しているのはいつもの話だけど。
株式市場も反応に困っているみたいで、ニューヨーク市場が開いた直後は株価の上昇するも、引けにかけて下落と
なったようだ。最終的にナスダック指数のみが小幅のプラスで、他はマイナスとイマイチ方向感がつかめない。
コインは、ビットコインはこれまで強かったせいか調整入りしていて、逆にイーサリアムは強い状況となっていて、
やっぱり、全体的な方向感はあまりないように思えるよな。まあ、今回のCPIでは結論めいたものは出なかったし、FOMC後は引き続き経済指標からヒントを探っていくしかないのかな。まったく、難しいよな。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-07-15/SZFXLGDWRGG000?srnd=cojp-v2