
このPMIを見ると、関税戦争は終わったように見える。それは、不確実性がなくなったってことで、リスク資産全体
がリスクオンになるということなのかな。だから、日経平均も上げているし、アメリカ株も上がっている。そして、
ビットコインもさらに上値を目指すのかもしれないよな。
詳しくみると、黒線のPMIの納期はどこの国であってもゼロ近辺で落ち着いていて、納期の長期化は完全に終了だ。アメリカで+12まで跳ね上がった納期も平常値。これはインフレ要因の供給ショックがないってことだろうな。
赤のインプットも青のアウトプット価格も+1以下で落ち着いているということも、価格圧力は世界的に沈静化って
ことだろう。アメリカ関税の物価押し上げ効果は、吸収されたと考えられるよな。
アメリカ政治っていうか、アメリカ関税はインフレ要因でなくなったからには、次は利下げフェーズになるはず。
もうちょい長く見なければならんのだがな。需給とか賃金とかしつこいインフレが残ったりするからな。自分の期待
としては、もうこの辺で収束して、リスクオンになってもらいたいもんだ。
