アメリカ雇用統計 2025年6月

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今週金曜はアメリカが祝日のため、木曜日に雇用統計が発表された。
直前に発表されたADPのほうが非常に悪かったので、今回の雇用統計の内容は非常に注目されていた。結果として、
強い数字が出てきたので、アメリカの雇用の強さを再確認する結果となった。しかし、ビットコインが買われるか
どうかっていうのは判断が難しい内容ではあった。雇用が強くアメリカの景気減速がみられないということは、逆に
利下げ期待は遠のいてしまったわけで、7月のFOMCでの利下げは無理だろう。しかし、リセッション懸念も同時に
遠のいたワケで、トランプ関税の影響はほぼなく、リスクオンとも判断できる。結果、ドルは買われ、一気に145円
までドル高が進行した。そして株式も上昇。ビットコインは発表直後は下げたものの、後に値を戻して109000ドル台
となっている。この価格のまま、アメリカの連休をやり過ごしてほしいもんだな。
雇用統計の結果は以下の通り。

アメリカ6月失業率 結果4.1% 予想4.3% 前回4.2%
アメリカ6月非農業雇用者数変化 結果14.7万人 予想11万人 前回13.9万人
アメリカ6月平均時給(前月比)結果0.2% 予想0.3% 前回0.4%





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