
先ほど、アメリカ消費者物価指数が発表された。今回のCPIは、前回の雇用統計の数値がかなり弱かったこともあり
注目度がかなり高い。結果はほぼ予想通りであったが、仮想通貨は全面高となっている。特にイーサリアムは4500
ドルまで上昇している。株式市場も上昇している。ドル円はやや円高方向となっている。これは利下げ期待からの
ドル売りかな。今回のCPIでは、やはりリスクオフが過度に警戒されていたようだ。ビットコインのオプション市場
なんかでも下落をケアするのが売れていたようで、今回の上昇は予想通りながらも安心感からの買いなんだろう。
仮想通貨は半減期サイクルの終盤だから、8月の夏枯れ相場は来ていないのは分かるが、株式市場も夏枯れの気配は
ない。それほど、今回のCPIは注目だったのかな。それとも、アルゴリズムに夏休みはないだけなのか。
アメリカCPIの数値は以下の通り。
アメリカ7月CPI 前月比+0.2%、前年比+2.7% 予想は前月比+0.2%、前年比+2.8%
アメリカ7月コアCPI 前月比+0.3%、前年比+3.1% 予想は前月比+0.3%、前年比+3.0%