つい数分前にFOMCの政策金利が発表された。0.50%引き下げ上限金利を5.00%、下限金利を4.75%となった。
これを受けて、ドル円は141円を割って、140.9円台と円高になった。GOLDは上昇。ビットコインも上げたが、
戻されてきて60300ドルあたり。まだまだ値動きは激しい状況だ。
大切なのは、声明なんだが、「最大限雇用の支援と2%インフレに強くコミット」「今回の決定は賛成11票、反対1票」
「ボウマン理事が決定に反対」「雇用とインフレ目標のリスクはバランス取れている」とのこと。
ちょっと意味がよくわからないというか、チグハグしているな。なんで、バランスが取れているって言っているのに
0.5%と大きく下げるんだろ?まずは0.5%とデカくやるけど、今後はあまりやらないってことなのか?
来年の利下げはそれほど大きくないということを牽制しているのかな。意外とタカ派なのか?
もしかして、11月は利下げしないとかあるんか?0.25%が本命なんだが。それとも、0.5%と大きく利下げしておいて
アメリカ経済がヤバいってメッセージと捉えられて、市場に混乱を与えないようにするために、バランスはとれて
いるとか言ってるだけなのか?それなら、11月も0.5%も期待できるんだが。
とりあえず、利下げしたらパウエルをクビって言っていたトランプは激怒だろうな。もしかして、パウエルはハリス
に忖度したのか?0.5%利下げなら、アメリカ株は大統領選前に上昇するだろうし、それは民主党の手柄になる。
追加声明では、「10人が今年100bp以上の利下げを、9人が今年75bp以下の利下げを予想」「2024年末の金利は4.4%、
25年に3.4%と予想」「2024年実質GDPを+2.0%に下方修正」だそうだ。
ってことは、半分の確率で、11月12月が0.25%で、もう半分は11月12月のどちらかは利下げなしってことになる。
もし、11月利下げなし+ハリス大統領となったら、本格的にクラッシュがあるかもしれないな。とりあえず、
9月は中だるみになりそうな感じだな。ちょっと調整が長いよな。
FRB高官のFF金利中心予想は「2024年末は4.4%」「2025年末は3.4%」「2026年末は2.9%」のようだ。
段階的に利下げはあるはあるんだが、ちょっと遅くなりそうな感じでもあるな。やっぱ上げるのは来年春ってこと
の可能性が高まっているのかな。この辺はあくまでFRBの予想なんだが。
今の希望は、金利低下局面をクリプト市場は経験がない→上がり始めたら思った以上のオーバーシュートもあるかも
ってことくらいかな。まあ、どうなるかわからんのだが、そのわからないところが期待って感じか。
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