
先ほど、先月のアメリカ雇用統計が発表された。結果は予想よりもよかった形だ。これを受けて、ドル円は円安方向
に動いた。ビットコインもやや上といった感じで、昨日の下落を打ち消してレンジ内戻ってきた形だな。まあ、結局
アメリカは景気がいいということなんだよな。通常、雇用統計が良いと利下げが遠のくので、下げるといったのが
セオリーなんだが、今はリセッションとか景気後退懸念が和らぐほうが重要らしい。ちなみに、平均時給も+0.4%で
予想よりも0.1%高い結果となっていて、インフレ懸念が残る形なのかな。まあ、株式マーケットも歓迎しているよう
で、上昇はしている。個人的には、民間調査のADPで発表されていた雇用減との乖離がちょっと不気味な感じがしているんだよね。今回は無事通過なのかもしれないが、今後は悪化するのかもしれないとも思っている。
雇用統計の結果は以下の通り。
アメリカ5月非農業部門雇用者変化 13万9000人増加 予想は12万6000人増加
アメリカ5月失業率 4.2% 予想は4.2%