こないだの雇用統計で、強い結果が出てしまったせいで、アメリカ金利の利下げが遠のいてしまった。
そのせいで、一旦下落となったわけだが、これはいつまで続くのだろうか?
今の流れは利下げの流れなはず。カナダの中央銀行もEUも間違いなく利下げに向かっているよな。
そこで、アメリカはと考えると、アメリカの物価自体はまだ下がっていない。現在の物価上昇はバイデンのせい
って言われているワケで、国民からの批判が大きい状況。もし、アメリカは利下げしたら、物価がますます上がる
わけで、バイデンは当然選挙で落ちることになる。当然そんなことをするはずはないだろう。
となると、大統領選挙までは自身の票のために利下げの可能性は低いと言えるだろう。
ただこのまま高金利のままなワケもなく、いつかは金利を下げなければならず、それは大統領選挙後になりそうだ。
トランプが勝ったら、景気刺激のため結構な勢いで金利は下がるだろうし、バイデンが勝ってもそこそこは下がる
だろうな。問題はそれがどの程度か、それまでどうするのかということだ。
今は資金をドルにしていても物価が上がっている以上、価値が棄損してくワケで、当然円は論外なわけで、
法定通貨の価値自体を疑わなければいけない状況。そして、大統領選挙までレンジが続くのであれば、
今は買い場ではあり、大統領選挙まではレンディングや流動性の提供で運用していくのがいいのかな。
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