3月4日の日本株は日経平均4万円超えで沸いているように見えた。
しかし、個別株の終値を調べてみると、超大型株と生成AI関連ハイテク株が上昇しているが、
ほかの株は値下がりが目立った。日経平均は大幅に上昇したのに、値上がり企業数より値下がり企業数
のほうが多い結果だった。資金が全体に流入したわけではなく、相当偏っている。
とても歪というか、虚像なんじゃないかという印象を個人的には持った。めでたいはずなのに。
ここから考えられることは、大口が一部の個別銘柄に資金を入れたとか、テーマを持ったETFとか投資信託に
資金が入ったってことかもしれない。しらんけど。
すなわち、その資金が逃げればこの4万円超えは虚像で終わり値を戻すってこと。
また、金持ちがさらに金持ちになり、多くの一般人には回ってこないってことも考えられる。
基盤がついてこないってことだから、これはバブルなのかもしれないし、一般人の暴動だってあるかもしれない。
明日以降、全体の底上げがあれば、この上げは本物だが。
で、5日は生成AI関連の出遅れ株(4日の続き狙い)と、日本株上昇が本物である証明で中型株や優良企業全体に
資金が入るかなと思いながら見ていた。
結果、一時日経平均は4万円を割ったものの終値ではキープした。まあ、過熱感からの利確があったのだろう。
生成AIで4日に上がらなかったものは上がったが、それ以外では建築系が上がっていた。
逆に医薬品関連は下げていたようだ。上げる理由も下げる理由もよくわからない。
利確組とこれから参入組とで殴り合っているようだ。
日経平均が過去最高値を更新したあたりから、ニュースの一般市民インタビューで実感がないとか、
株価と物価だけ上がっているとかをよく目にするようになった。
個人的には、買っていないほうが悪いと思うし、リスク取った人が利益を取るのは当然で、ただの妬みにしか見えないが、一般人の暴動の前触れともとれる(まあ日本じゃないけど)。
大口の資金が逃げて、日経平均が4万円を割って下落して、一般人が溜飲を下げるのか(誰も得しないけど)
それとも、全体の底上げがあって、全体にお金が回りみんなハッピーになるのか、
それともそれとも、アメリカ的に一部の大金持ちだけが栄えて暴動が起きる世の中になるのか。
とりあえず自分が勝てればいいから、どの波がきても乗れるようにしなければならないな。
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