為替介入のルール

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4月末と5月にかけて為替介入が行われた。まあ、介入だろうなって思っていたものが、
きちんと判明したようだ。で、160円→151円台まで円高が進んだものの、現在は155円半ばで、
だいぶ値を戻してきている。結局効果は限定的であったようだ。

せっかく介入しても今また円安になってきているし、このままだと次の介入があるかもしらんかもな。
そこで、次の介入はいつなのか気になって調べていたら、どうやら介入にはルールがあるらしいことがわかった。そのルールとはこんな感じだ。
・過去6か月以内で3回まで
・1回あたりの介入は3営業日連続まで

ん?ってことは、つまり、今回の介入は2回に見えたが1回だったってことか。
で、今年11月までの残り介入回数は最大2回ってことだな。
ってことは、次に介入したら残り1回になり、そのラスト1回を使ったら円安になり放題ってことになるから、
事実上ラスト1回分は脅しだけで11月直前まで使えないってことだよな。
そうすると、次の介入っていうのは、よほどの円安にならんと直近ですることができなくなるよな?
絶対とは言えないが、次の160円くらいじゃできないだろうし、今月来月にはできないってことだよな。

→今はドル円でLをし放題ってこと?ただ、15日のアメリカCPIで弱い数字が出れば、利下げ警戒で円高になるから注意は必要だな。まあ、14日まではスケベLしててもいいんかな。スワップもあるし。で、16日にトレンド見て、再エントリーって感じの戦略になるのか。

→逆に介入があった場合は、その1発で決めなきゃならんだろうから、相当デカい介入になるってことか?
今回の介入は8兆円規模で、一時9円程度の円高だった。その程度じゃ投機筋にトドメをさせないで、今また円安になっているわけで、一気に年初あたりのレベルまで(140円くらい?)落とさなきゃならんって感じ?それとも、
もっと落とすのか?コロナ前の110円とか120円とかか?さすがにそれはやりすぎかな。トヨタが黙ってないな。
とにかく、次があった場合で、アメリカとの金利差と時期次第ではあるが、介入の3日後あたりは全力Lでいいってことなのかな。

日銀も投機筋を焼き尽くすくらいの弾はあるのに、そう簡単に使えないってことか。
とはいえ、利上げもこれ以上できないだろうし。もし、利上げするなら、預金封鎖か大増税かしかないわな。
打つ手なしってことで、植田総裁は今頃アメリカの利下げを神に祈っているのかな?


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