FOMC議事要旨

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つい先ほど、9月17日と18日に行われたFOMC議事録が公表された。内容は以下の通り。
「二重の使命に対するリスクはほぼ均衡している」「参加者全員が金利引き下げを支持」
「ほぼすべての参加者がインフレリスクの低下を予想」「バランスシートの縮小はしばらく続く可能性」
「ほぼすべての当局者が労働市場へのリスクが高まっていると認識」
「ほとんどの当局者はインフレ上昇のリスクは減少と認識」「一部の当局者は0.25ポイントの利下げを希望」
「0.5ポイントの利下げで金利が経済とより整合的になるとみられる」

現在、これにより米ドルは少しだけ円高に振れたが行って来いで変わらず。ビットコインは61500ドル近辺で
少し下げている。アメリカ株はやや上げではあるが、この発表の影響ではなさそうだ。FOMCの後の雇用統計で
強い数字が出たわけで、今回の議事要旨ではあまり動きはなく予想通りだったと言えるのだろう。
この段階では、0.25%だ0.5%だと言っているが、明日のアメリカ消費者物価指数や、来月の雇用統計次第では
利下げなしの可能性もあるわけで、そこは注意してみておかなければいけないだろう。さすがに利下げなしであれば
前回0.5%も引き下げた理由を否定して、誤りだったってことになるので、0.25%下げだとは思うけど。
それにしても、ドル円149.3円で、昨日から1円近く上げているのは行き過ぎだよな。おそらく、利下げなしを織り
込んできているのだろうけど。それなら円キャリーも復活するしな。

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