
今回の旅行中、1万円が2200バーツを割っていた。つまり、円安バーツ高なワケだ。昔は4000バーツとかあったのに
と懐かしんでいたところだが、逆に日本円はどうなるのかと考えたのも事実だ。
で、その自分なりに考えた結果は円安は続くという残念な結果であった。
日本は自国通貨建てでの国債発行だし、それを国内で消化しているし、安全といえば安全で、デフォルトの危険は
ないとは思う。しかし、今まではデフレだったのだが、今はインフレの時代になっているということが円安は続く
と考えた理由だ。物価高を抑えるには金利上昇が必要だし、実際に長期金利は上昇しているワケだし。もう、日銀の
イールドカーブなんてどっか行ってるし。金利を上げなければ、アメリカとの金利差で、ますます円安は続くことに
なるし、こういったことから金利が上がるのは必然だとは思う。
じゃあ、一気に金利を上げれば円高になるし、いいのかというと、それも違うだろう。マーケットの混乱以外にも、
銀行なんかがヤバくなるだろうからな。銀行とか保険会社は国債の運用のほかにも、ドルのキャリートレードをして
いるだろうから、そこで損失が出ることになる。つまりは、潰れる金融機関が出てくるということだろう。当然、
そんなことはできないだろう。つまり、一気には金利は上げられないよな。
なら、ゆっくりと金利を上げるということになる。そして、その金利上昇の恩恵を国民には渡さないということで、
国や経済の破綻を免れるということだな。ただ、これでは円安基調は続くし、当然円高にはならない。そして、企業
や国民は長期間ゆっくりと苦しむことになる。もちろん、インフレも続くワケで、相対的に円資産は目減りしていく
ことになる。つまりは、老人の貯蓄を強制的に薄めるってことになるのかな。もちろん、老人だけじゃなく、日本円
持っている全員なんだけど。ただでさえ、円安で円資産が目減りしている中、国民は貯金しても金利は得られずに、
インフレだけは続くワケだ。まあ、経済破綻するよりかはいいけど。
結論としては、日本円は持ってるだけで損をする可能性が高いし、円安は続くって感じになったワケだ。やっぱり、
ビットコインが一番だな。自分の場合、タイバーツでもいいんだけど、もう手遅れだわな。