今回の下落は株式等のヘッジだったのか

先週末の土日に仮想通貨全体が暴落した。原因はイランがイスラエルを攻撃したことである。
アメリカがイスラエルに対して攻撃すべきではないと言っているので、いったん落ち着いてきているが、予断は許さない状況ではある。

で、なぜこんなに下落したのか?自分はこのように考える。
土日に攻撃があったため、当然ながら株式などは取引できない。
株を持っている人たちは市場が休みなので、売ることができないってことになる。
開いているマーケットはコイン市場だけである。
となれば、株が売れない代わりに、コインを売ってヘッジするということが考えられる。

となれば、今後どうなるのか?結果として、アメリカ株式が今晩暴落するのではないか。まあ日本もだけど。
そして、コインは巻き戻どしがあるのではないだろうか。もとの水準に戻るか、それ以上に上がる可能性もありうると思っている。
本来、ビットコインはGOLDなどと同様に地政学的なリスクに強いアセットクラスなのだから。

で、その理由の裏付けとして、先ほど先物でどのように取引されていたのかを見てみた。
当然急落したのだから売りが中心なんだが、取引としては、ほとんどが指値ではなく成り行き注文であった。
この成り行き注文を出しているのが、株式中心に取引している投資家ではないだろうかと考えられる。
ホントは株を売りたい投資家が、株が売れないので、なんか売るものがないか探したリスクヘッジや、
恐怖の感情による投げ売りだったではないのだろうか。だから急ぐので成り行き注文になる。
もちろん、ストップロスやロスカットは逆指値とあっても、成り行き注文ではあるのだが。
それらを巻き込んだ結果が、パニック的な急落だったってこと。で、その下でクジラが口を開けて待っていたって感じ。

では今は何をすべきなのだろうか?それは当然冷静になることであろう。
地政学的リスクに強いGOLDやビットコインに資金が逃げてくることを考えて、恐怖に負けずにホールドするのか、買い増しするのかの選択になるであろう。
個人的には、ビットコインは地政学的リスクが高い時に持っておくべき資産と考えている。
あ、アルトコインは知らんけど。

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