
昨日、ついに日銀が為替介入を実施した。これによって、160円台半ばであったドル円は、155円台半ばまで急伸を
した。さらに異例だったのは、その前に片山財務相から予告とも言える発言があり、その後に為替介入、そしてその
介入したことを発表した。通常であれば、為替介入したかどうかは曖昧にして、はっきりとは発言せず、その後の
日銀のドル残高で介入が判明するというのに、今回は予告から介入実施まで発表をしている。
これはいったいどういうことなんだろうか考えてみたい。アメリカ側がこの介入に対して協調してくるのかどうかが
カギになるとは思うんだが、その可能性が低いため、このような発表を大々的に行い、マーケット参加者たちを見方
につけようとしているとも考えられる。前回のレートチェックの時はアメリカも協調していたが、今回はそれがなく、
単独の介入なのではないだろうか。もちろん、それはまだ分からないところはあるんだが。
過去の介入を遡って考えてみると、単独介入は大きなトレンド転換にはならなかった。そして、円安介入の場合は、
実弾であるドルにも限りがあるワケで、その一発の効果を最大化するために、今回はこういった発言などがあったと
考えた場合、今はドル円をロングするいいタイミングなのではないだろうか。過去のサポートラインの152円や150円
を抜けられなかったってことを考えてみても、今後も円安が続いていくサインなのではないだろうか。そしてさらにイランの戦争が続いていくと思うと、有事のドル高トレンドも継続していくのではないだろうか。
現在のドル円は1ドル156.7円付近で推移している。
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-04-30/TEB150T96OSI00#gsc.tab=0