色々波乱があった8月の日経平均。大暴落もあったが、結局陽線で月足が確定した。
ちょっと、これは見直していく必要がありそうだ。
チャート見ての通り、かなり長い下ヒゲをつけて確定している。いわゆる上昇のサインになりそうな形である。
それも月足であり、暴落後の同月内にすべて回復したということから、強い買い圧力を感じる。
マクロ的には、日銀や岸田の無能のせいで暴落が要因で、きっかけは円高によるキャリートレードが解消された
ことだった。そして、この最高値ラインは史上最高値を更新した段階であって、売られやすい環境であった。
逆に言うと、ロングが積みあがっていて、史上最高値のあたりは絶好の利確ポイントでもあって、ここでロング
がある程度解消されたというのは、相場が健全化したともいえる。いわゆるヘルシーになったってことだ。
そして、バブル時の最高値を更新していることにより、そのラインは意識されにくくなるわけだ。その上、
ここ数年の上昇トレンドのネックラインもブレイクしている状況でもある。これは年末に向けて、年足とかも
大陽線で確定して、当面のあいだっていうか、数年単位の強気相場になりそうな感じだ。
さらに、アメリカ利下げ日本利上げが見えてきているので、為替相場は円高になりそう。その場合、輸出企業には
アレだけど、この状況ではドル建てのS&Pやダウは為替差損の観点から買いにくい。
自分は金利のある世界での相場を経験していないから、今後は自分にとって未知の相場である。ただし、バブル前は
日本にも金利があったワケで、そこから学ぶことはできる。当然その時代は日々最高値を更新していたわけで。
ちょっと、NISA分くらいでも日経平均を買ったほうがいいかな。
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